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子供の目線で日記を書いてみたら、こんな感じ?


by hosenmatz

O Peixe Muito Bonito 可愛いお魚

こんにちは。
ママりんのお手伝いに大忙しのホーゼンマッツです。

ボニートって知ってる?
ポルトガル語で「可愛い」って意味なんだよ。

O Peixe Muito Bonito 可愛いお魚_a0268846_5391485.jpg



これは、ボニートってお魚。
可愛いよね。
ママりんが、市場の魚屋のおじちゃんからもらったんだよ。
(いえ、お金を出して買ったんです。)

ママりんは、「カツオっていうのよ。」って言ってたっけ。

僕がお昼寝してる間に、こんな姿になったんだ。

O Peixe Muito Bonito 可愛いお魚_a0268846_542844.jpg



ママりん、冷凍庫に入れちゃったよ。
僕、お味見したかったのになあ。


カツオって美味しいのかな?






マッツは、とっても育てやすい子だと思っていたのですが、最近、お手伝いのつもりなのか、家事の真似っこをして、家中をめちゃくちゃに荒らすようになりました。

ハハが料理をしていれば、台所でフライパン、フライ返し、泡だて器などを引っ張りだしてきて、お料理しているふり。
ハハの床掃除をお手伝いするつもりか、おしりふきを5枚、10枚とズルズルと引っ張り出し、床を拭き拭き。
ハハが洗濯物を干せば、干した洗濯物を引っ張り、もう一度、洗濯機に入れてくれる。
たたんだ洗濯物を引き出しに片付けると、引っ張り出し、洗濯機に突っ込み、洗濯機のドアを閉めて、スタートボタンを押す。(ありがたいことに、これだけでは動かない機種です。)


そんな子供がいるにもかかわらず、市場の魚屋さんにBonitoというお魚が入ったということだったので、値段交渉して、一匹そのまま買ってきてしまいました。
高いかも・・・と思ったので、「頭は食べられないでしょ。」とか、「骨の重さは、お金払わないわよ。」などと、ブツブツ言いました。最終的に、新鮮な牡蠣も二つおまけしてもらった(ってことは、おじちゃん、まだ儲けがあるってことですねえ。)りして、満足して帰宅。

家に帰り、とりあえず、冷蔵庫に入れてみて、「えっらいものを買っちゃったわ。さいばいてる途中で、マッツが邪魔したら、どうしよう。」とわれに返りました。

幸い、昼食後にお昼寝してくれたので、台所をさっさと片付けてから、格闘しました。
使った包丁は3本。

1.お友達から頂いた、重くて大きい包丁。
これで、頭を切り落としました。

2.ドイツの有名包丁メーカー(双子マークが目印)のSchinkenmesserと呼ばれるもの。
これで骨と身を外しました。

3.これもドイツの有名メーカー(鍋メーカーってイメージが強いですが)のFiletiermesserと呼ばれるもの。
これで、皮をはぎました。
弾力性がある、とても使いやすい包丁です。

ほう、やれば出来るじゃないか・・・。
自画自賛。

コツは、3つ。

1.プロじゃないので、廃棄率なんかを気にしないで、思い切って切り落とします。
  骨に残った部分や、不細工にしかできなかった部分は、かつおフレークに。

2.Bonitoちゃんに、話しかけながら、愛情をこめてさばきましょう。
  「ここで出会ったのも、何かの縁。あなたみたいな可愛い子に会いたかったのよ。
  などと、ちょっとお世辞でも言ってみましょう。


3.邪魔をしそうな子供には、「君はぐっすり眠るのだよ。」と呪文でも掛けましょう。
  少なくとも、わが子マッツは、この呪文でぐっすり3時間も寝てました。
  おかげで、カツオフレークまで作ることができました。


カツオフレーク、ご飯に混ぜて、マッツにも食べさせてみたら、ペロリと食べました。
里帰りしたときに、「お魚食べたくない」と言われないように、頑張って日本の食事にも慣れてもらわないと・・・と思っています。


ところで、カツオの顔を見て、Bonitoというポルトガル語(スペイン語もでしょうね。)に納得。
「O Peixe muito bonito」 とても可愛い魚ですね。
by hosenmatz | 2012-10-15 06:34 | ママリン